皆さん、はじめまして!FP2級のじふと申します。
「超個人的な生活の自動化」を目指すこのブログへようこそ!
私はFP2級の知識を活かして健康とお金を最適化したいと考えていますが、正直なところ、毎日のデータ入力やチェックはめんどくさい。
だから、「無料API」を駆使して、あらゆる雑務をLINE Botに押し付ける「究極のズボラライフ」を目指します。
最初の壁は、どのツールを選ぶか。結論から言います。
LINE Botの心臓部は「LINE Messaging API」一択!
LINE Botの心臓部となるのは、公式推奨の「LINE Messaging API」です。
なぜかというと「超個人的な自動化」を目指す人にとって、無料枠で十分な機能が提供されているからです。これを使わずしてLINE Botは始まりません。
概要
LINE公式アカウントを作成し、それに紐づくAPI機能。Botから自分(やグループ)へ通知を送るために使います。
毎月200通まで無料(コミュニケーションプランの場合)。個人的な通知や、少人数のグループへの通知なら、この枠でまず事足ります。
じふの自動化生活は、この200通で回っています。
「家計の残高が減ったら通知」「今日の体組成計の記録を自動送信」など、グループ通知やブロードキャストも可能です。
LINE Developersでの設定(LINEアカウントでログイン)が必要です。 開発に必要な「チャネルアクセストークン」を取得します。これはBotがLINEにアクセスするための「鍵」です。
無料で始められ、専門的な知識がなくても設定さえすればすぐに使えるのが最大の魅力です。「健康やお金の通知」という、自動化で最もやりたいことを実現する必須ツールです。
🧠全体構成:何を作るのか?
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| LINE公式アカウント | 通知を送るための送信元 |
| Messaging API | LINEにメッセージを送るための仕組み |
| Webhook or スクリプト | 条件を満たしたら通知を送るロジック |
| 天気APIなど | 通知のトリガーとなる情報(例:雨が近づいたら) |
ステップ1:LINE DevelopersでBotの「箱」を作る(初期設定)
Bot開発は、まず「LINE Developers」という開発者向けサイトで、Botの「入れ物」となるLINE公式アカウントを作ることから始まります。
1-1. LINE Developersへログインとプロバイダー作成
まずは、LINE Developersのサイトにアクセスしましょう!

👉 [LINE Developersの公式ページはこちらから] (https://developers.line.biz/console/)
- LINEアカウントでそのままログインできます。(普段LINEを使っているアカウントでOKです)
- 初回ログイン後、画面の指示に従ってプロバイダーを作成します。
- プロバイダーとは、開発者としての「個人名」や「チーム名」のようなものです。会社名や適当な個人名(例:「じふの自動化研究所」など)でOKです!

1-2. 新しいチャネル(Botの箱)を作成
Botを収める「箱」を作ります。
- ログイン後の画面、または左上の「Channels」タブから「新規チャネル作成」をクリックし、**「Messaging API」**を選択します。
- 【重要】 LINE Loginなど他の項目がありますが、**必ず「Messaging API」**を選んでくださいね!
- チャネルの基本情報を入力します。
- プロバイダー: 先ほど作成したものを選びます。
- チャネル名: 自由に決められます。「じふの秘書Bot」「洗濯物通知Bot」など、超個人的な名前でOK!
- 大業種・小業種: 適当なもので大丈夫です。(Botの用途に近ければ何でもOK!)
- 全て入力したら画面下部の「作成」ボタンをクリックします。

1-3. LINE公式アカウントと連携
- チャネル作成が完了すると、自動的にLINE公式アカウント(Bot本体)が作成されます。
- これでBotの「箱」が完成です。この後、作成したチャネルの「設定画面」に自動で切り替わります。
ステップ2:BotがLINEにアクセスするための「合鍵(アクセストークン)」を取得せよ!
Bot開発の山場は、じつはココ!Botに「あなたのLINE」という部屋の鍵を渡す。それが、**「チャネルアクセストークン(合鍵)」**です。
これがないとBotは通知を送れません。最も重要なパスワードなので、サクッと取得して安全に保管しましょう。
2-1. Messaging API設定タブへ移動
- 作成したチャネルの設定画面(チャネル基本設定などが表示されている画面)を開き、上部のタブから**「Messaging API設定」**へ移動します。
2-2. 秘密の「合鍵」を発行する
- 画面を下にスクロールし、**「チャネルアクセストークン」**の欄を探します。
- 【注意点】 上の方にある「Channel Secret」とは違うので注意!下の方です。
- 【合鍵GET!】 その横にある**「発行」**ボタンをポチッと押す!
2-3. 合鍵を保存
- 発行された非常に長い文字列(トークン)が、チャネルアクセストークン欄に表示されます。
- この文字列をコピーし、安全な場所にコピペして保存します。
- (例:メモ帳やGoogleドキュメントなど。絶対に誰にも見られない場所に!)
- これがあなたのBotの「合鍵」です!
【超重要!】この鍵は絶対に誰にも見せないこと! このトークンはBotにとっての命綱、つまりIDとパスワードを兼ねています。間違って誰かに見せてしまうと、悪用される危険性があります。超個人的な自動化を実現するための、あなただけの秘密の鍵ですからね。

ついでに使用するLINEアカウントからQRコードを読み取り通知が届くようにしておきましょう。
続く記事で条件を満たしたら通知を送るロジックについて説明しますね。