✔ 定年後、自宅がモノだらけで息苦しい
✔ 老後の生活にこんなに“モノ”って必要?と疑問が出てきた
✔ ゆるやかに、静かに、整えていきたい。島暮らしってそれに合うかも…
そんな「整えたいけど、急がずに、ちゃんと味わいたい」という方へ。
FP2級×島暮らし15年の藤岡が、実際の体験と現地のリアルを交えて、定年後に始める断捨離×ミニマル生活をやさしく紐解いていきます。
この記事では:
✅ 周防大島だからこそ進む断捨離の理由
✅ “モノが少なくても困らない環境”ってどういうこと?
✅ 地域別(久賀・安下庄・東和)の断捨離スタイル
✅ 具体的に何をどう減らして、暮らしがどう変わったか
✅ 手放した後の「住み替え・収益化・心の整理」まで
これらを、誰かの正解ではなく、“自分の棚を整えるヒント”として並べていきます。
✅ 結論|断捨離は「心の棚を並べ直す」こと。島にはその余白がある
断捨離という言葉に少しプレッシャーを感じていた時期もありました。
でも実際にやってみると、「捨てる」「減らす」じゃない。
本質は、「今の自分に合う棚だけ残す」ことなんだなと気づきました。
そして周防大島のような“静かな島”では、それが自然に進んでいくのです。
モノに囲まれて生きてきたけれど、老後はもう少し自由でいい。
必要なモノをそっと見直す。それが、島の断捨離スタイルです。
🌊 周防大島の“モノが少なくても困らない”って何?
「それ、本当に使ってる?」
「島では、持ってなくても困らないよ?」
そんなことを、地元の人との何気ないやり取りで気づく瞬間があります。
では、どうして周防大島では“持たなくても困らない”のでしょうか?
1. 自然がある。それが“娯楽”になる
- 海辺を歩く時間が、テレビよりも贅沢だったりします
- 釣り竿1本で1日が過ぎたりします
- 夕暮れの空を眺めていると、スマホを忘れます
➡ やること、楽しむことが“所有”じゃなく“体験”になる。それが島の時間の流れ。
2. 買い物の誘惑が少ない。だから、増えない
- 島にはコンビニが3店舗のみ
- 衝動買いを促す広告はほとんどない
- スーパーは決まったところに週1~2回行くだけ
➡ 必要なモノだけを買う生活。買わないのではなく、迷わない。だからモノが増えづらい。
3. 「貸す・譲る・頼る」がふつうにある
- 釣竿は近所の人に借りたまま使っている
- ご近所から「余った野菜どう?」と声がかかる
- 壊れたら「誰か直せる人いない?」と回ってくる
➡ 自分だけで完結しなくてもいい。だから“全部自分で持たなくてもいい”。それが島の安心感。
🏝 周防大島で進む「断捨離の理由」TOP5
- 家が広すぎる → 使わない部屋を持て余す
- 収納が多すぎる → とりあえず押し込んで忘れる
- 昔のモノが残っている → 若い頃のスーツ、もう着ない
- 家族が減った → でも食器は10人分ある
- DIYに目覚めた → 「減らした上で、作り直す」楽しさがある
「親の代からの捨てられない思い出を片付けると本当にスッキリしますよ」
🏘 地域別断捨離スタイル|久賀・安下庄・東和
地域名 | スタイル | 断捨離が進む理由 |
---|---|---|
久賀 | 生活至便型 | スーパー・病院・役場が近く、モノがなくても安心して暮らせる |
安下庄 | 自然まじり型 | 海のそばで散歩・釣りが日課になる。家具や家電より“景色”に価値がある |
東和 | DIY再構築型 | 古民家を丸ごと整え直す楽しさ。“捨てる”より“作り直す”が主軸になる |
「東和に住んでる人の家は、“全部が正解”じゃなく、“全部が実験”って感じです。それが面白い。」
🧹 実践|藤岡が手放したものと、残したもの
モノ | 処理 | 残した理由 |
---|---|---|
ゴルフクラブ | メルカリ出品(6,800円) | 10年以上使ってなかった/物置がパンパンだった |
茶碗・皿セット10組 | 3組残して、残りは譲渡 | 来客用だったが、使ったのはここ5年で2回だけ |
書類ボックス | スキャンして、破棄 | 年金・保険関係はPDFで管理。紙は残さず |
カラーボックス | 全部捨てて、1棚のみ残した | 棚に収まらないモノは“今は不要”と判断 |
➡ モノが減ると、掃除がラクになる。何より「悩む回数」が減るのがありがたい。
🧳 断捨離→収益化のルート
方法 | 使えるサービス | 収益イメージ |
---|---|---|
不用品販売 | メルカリ/ラクマ | 月5,000円〜15,000円(小物・食器・家電など) |
体験発信 | note/ブログ | アフィリエイトで月3,000円〜10,000円(記事数次第) |
相談販売 | ココナラ | 断捨離アドバイス30分3,000円〜(FP資格の活用も◎) |
➡ 断捨離は「減らす」だけじゃない。「減らしたあとに生まれた余白」を収益に変えることもできる。
🧭 STEP|断捨離の進め方【やさしい6ステップ】
- まずは“1区画”だけ:引き出し1つ、棚1つから始める
- 「使ってる」「使ってない」だけで分ける
- 「使ってない」ものを仮置き→2週間見直す
- 譲る・売る・捨てるに分類
- 空いたスペースで“何もしない”を味わう
- それが心地よかったら、次の区画へ進む
➡ 急がなくていい。今日1個減らせたら、それだけで成功。
📚 よくある質問
Q. 思い出のモノが捨てられません…
→ 写真に残す/一部だけ残す/“持ってる理由”を紙に書いて眺めると自然と手放しが進む
Q. 家族が反対してきます…
→ まずは“自分の引き出しひとつ”だけを整えてみること。それを見た家族が「なんだか気持ちよさそうだな…」と思えば、それがいちばんの伝え方です。無理強いせず、きっかけになる姿を見せることが、いちばん効果的です。
🛠 捨てない断捨離もある|「整える」「残す」「移す」の考え方
断捨離=すべてを手放すことではありません。
- 整える:使いやすい場所に移す/数をそろえる
- 残す:意識して残すものは、もはや“持ち物ではなく風景”になる
- 移す:自分では使わないけど、誰かが使ってくれそうなら譲る
「うちにあった竹のざる、使ってなかったけどご近所さんに譲ったら、夏の水切りにめちゃ使ってるらしい。モノも移る先で“生き直す”ことがあるんです。」
💬 「断捨離あるある」5つ
- 減らすと掃除が楽になった → 毎朝15分で終わる
- 自分の棚を“知ってる”感覚が持てた → どこに何があるか把握できる
- 広さより“余白”のある家になった → 使ってない部屋があってもいい
- 服選びに迷わない → “迷ったら着ない”をルールにした
- モノより風景が増えた → 窓の向こうが趣味になった
🌿 おわりに|余白があると、問いが生まれる
断捨離は、ただ捨てることじゃない。
減らした先で「本当は何が好き?」「どんな暮らしが心地いい?」という問いが生まれること。
周防大島という島は、それに向き合う時間と空間をくれる場所です。
「減らしたからこそ、見えてきたものがある。私の場合は、海の音と茶碗1つとノート1冊。それで十分だった。」
金魚のかたちをしたこの島で。
モノも心も、静かに並べ直していく。
そんな暮らしが、ひとつくらいあってもいい。
「断捨離の収益導線だけをまとめた図解」
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│ 不用品の見直し │ ← 断捨離スタート
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│ ① メルカリ/ラクマ販売 │
│ ・食器・家電・衣類など │
│ → 月5,000〜15,000円 │
│ ※A8案件:宅配買取サービスも導入可 │
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│ ② ブログ・SNSで発信 │
│ ・断捨離体験の記録 │
│ ・収納術/ミニマル生活 │
│ → アフィリエイト導線(収納グッズ・回線) │
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│ ③ ココナラ相談/講座販売 │
│ ・「暮らしを整えるアドバイス」 │
│ → FP×断捨離の価値を伝える │
│ → 30分3,000円〜の相談メニュー可 │
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│ ④ 住み替え・空き家活用 │
│ ・小さな家に移住/運用 │
│ → 空き家DIY→収益物件化 │
│ → リフォーム助成金導線もあり │
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断捨離は「減らす」だけでなく「整えて稼ぐ」へと導線を伸ばしていくことが可能です