こんな悩みを解決できる記事になっています!
40代が選ぶつみたて投資枠の商品第4弾です。
第一生命さんの取り扱う新NISAのつみたて運用商品の中ではダントツの純資産額で運用している『たわらノーロード先進国株式』
第一生命さんや、ろうきんさんで新NISAを運用するなら、まずはじめに目に留まると思います。
本記事では、たわらノーロード先進国株式の内容とメリット・デメリットまた評判を徹底解説します。
また、ライバル商品であるeMAXIS Slim 先進国株式インデックスとの比較もしてみたいと思います。

月収30万円の貧乏サラリーマン
2024年から新NISAに挑戦 猛勉強継続してます。
副業のまとめサイトライターの経験を活かし、わかりやすい記事を投稿します。
地方住まい:ファイナンシャルプランナー2級:保険募集代理人
たわらノーロード先進国株式の特徴

運用会社 | アセットマネジメントOne |
設定日 | 2015.12.18 |
運用形態 | インデックスファンド |
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) |
購入時手数料 | 無 |
信託財産留保額 | 無 |
信託報酬(税込) | 年率 0.09889% |
純資産総額 | 4620.21 億円 (2024/02/1) |
分配金実績 | 無 |
NISA(つみたて投資枠) | 対象商品 |
NISA(成長投資枠) | 対象商品 |
申込単位 | 分配金再投資 1万円以上1円単位 定時定額 1000円以上1円単位 |
運用年数 | 8年1ヵ月(2024/02/1) |
運用会社のアセットマネジメントOneは実は....
たわらノーロード先進国株式は、世界の先進国の株式市場に投資する投資信託です。
このファンドは、アセットマネジメントOne株式会社1という会社が運用しています。
なんと株主構成がこんな感じです。
つまり、第一生命さんがもともと関わっている会社なので商品を扱いやすいということなんでしょうね。
アジア最大の運用会社と設立時は噂になりました。
欧米並みの大型ファンドのため、手数料の値下げも積極的です。
組み入れ上位銘柄

2024年1月29日 公表されている組み入れ上位銘柄
銘柄 | 国・地域 | 組入比率 |
アップル | 米国 | 5.18% |
マイクロソフト | 米国 | 4.28% |
アマゾン | 米国 | 2.24% |
エヌビディア | 米国 | 2.05% |
アルファベット(Google) | 米国 | 1.51% |
アルファベット(Google) | 米国 | 1.36% |
テスラ | 米国 | 1.36% |
メタ(Facebook) | 米国 | 1.3% |
エクソン | 米国 | 0.93% |
ユナイテッドヘルス | 米国 | 0.92% |
日本以外の先進国の一流企業が並んでいます。
ほとんどが世界中の人が知っている企業ですよね。
例えばiPhoneやGoogleのスマホはアフリカの奥地のマサイ族でも使っているそうです。
世界中の人が商品を知り使用している企業の株式が組み込まれている考え抜かれた商品です。
MSCIコクサイ・インデックスという運用方法については記事の後半に詳しくまとめています。
国別構成比率上位
7割がアメリカです。
トップ企業がアメリカに集中していますのでこういった結果になります。
先進国を対象にしているということは、トップ企業が入れ替わるならこの表もG7内などで変化するということですね。
たわらノーロード先進国株式のデメリット

デメリットと考えるポイントは3つあります。
為替変動の影響を受ける
海外の株を扱う商品というのは、円が高騰すると、基準価額が減少する可能性があるというリスクが伴います。
これはなぜかというと、為替の変動は予測が難しく、その変動は投資信託の成績に直接影響を及ぼすからです。近年、円高が続いていることから、その影響がどれほどのものになるのか、心配を感じている方も多いと思います。
特に、「たわらノーロード先進国株式」のように日本以外の株式を運用している商品は、為替変動の影響を大きく受けます。円が高くなると、外国株の価値が相対的に下がり、それが投資信託の基準価額を下げる要因となります。
ちなみにネット証券だと為替変動のリスクを避けることができる「たわらノーロードシリーズ」もあります。
株価が高くなりすぎている
先進国の株式市場は長期的には安定的に成長してきましたが、その反面、株価が高くなりすぎているという分析もされているみたいです。
実際に先進国の株式は新興国の株式よりも割高になっています。
株価が高いということは、将来的にこれ以上成長するかどうかわからないという問題があります。
例えば
アップル 1株 28000円くらい(2024年2月1日)
サムスン 1株 900円くらい(2024年2月1日)
もちろんこれからも成長し続ける可能性も高いので一概には言えません。
たわらノーロード先進国株式のメリット

驚異の成長率
先進国の好景気によってとんでもない成長を遂げています。
期間 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
リターン | +32.48% | +73.20% | +143.05% | +171.56% |
なんと170%アップというパフォーマンスは圧巻ですよね。
複利も含むと単純計算できませんが、100万円運用したとして、わずか8年間で170万円以上の利益が得られるというのはものすごいです。
低コスト運用
大手だけあって信託報酬が業界最低水準に近い数字です。
年率 0.09889%ということは、長期運用していても毎年の手数料が安く済みます。
新NISA制度は長期投資のためにあるようなものなので制度をお得に利用することに抵抗が減りますね。
安定
たわらノーロード先進国株式は、先進国の株式投資という趣旨に沿っていますので、これまでの安定した経済成長から投資の安定性も期待できます。
なぜかというと、先進国は経済が安定しており、政治的なリスクが比較的低いからです。これは、経済の混乱や政治的な不安定さが投資のリスクを高めるという事実に基づいています。
たとえば、アメリカやヨーロッパでは、政策の安定性や法制度の整備などにより、企業のビジネス環境が保たれています。これにより、企業の利益や株価も安定し、投資家にとっては安心して投資できる環境が整っています。
安定した経済成長は、先進国の株式投資の大きなメリットであり、投資の安定性をもたらします。
第一生命さんとの相性
結論からいうと相性がとても良いです。
第一生命でファイナンシャルプランニングできる
保険会社ですのでお客様との距離も近いですし、ファイナンシャルプランニングも得意分野です。
そのためどんな商品が最適化を勧めやすい環境が整っています。
この先ファイナンシャルプランナー資格をもったアドバイザーが増えていくと思いますので商品に対しての最新情報もネットが無くても知ることができます。
自社商品として自信をもって扱える
株主のため、商品に対して自信をもっておすすめできます。
資本力も豊かです。
第一生命のためにあるような商品ですね。
評判
たわらノーロード先進国株式とeMAXIS Slim との比較

業界最低水準の信託報酬を目指す大人気インデクスファンド「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と比較してみましょう。
この商品は、ネットでの非対面販売に特化しており、コスト削減することで、低信託報酬を実現しています。
自分で商品を選べる人向けのつみたて商品です。
比較できる点を3つとりあげます
隠れコスト
たわらノーロード先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式 | |
信託報酬 | 0.09889 | 0.09889 |
売買委託手数料 | 0.002 | 0.003 |
有価証券取引税 | 0.012 | 0.015 |
その他費用 | 0.021 | 0.022 |
合計 | 0.133 | 0.140 |
競合だけあって隠れコストはほとんど差異がありませんでしたが、たわらノーロード先進国株式が優勢です。
今後も低コストを期待します。
チャート
月ごとのチャートです。
日ごとの推移は違いが多少あるようですが、同一ベンチマークだけあって、毎月の推移だと同じようなラインで動いていますね。
新NISAは長期的な運用ですので、この先も似たような運用実績だとすると差異はあまり感じられないかもしれません。
純資産総額

たわらノーロード先進国株式 4,537 億円 (2024/01/30)
eMAXIS Slim 先進国株式 6,131 億円(2024/01/30)
資産はかなりの差がありますが、この規模になると誤差程度に思います。
運用開始が2年遅いにも関わらず資産額がeMAXIS Slimの方が多いというのも・・・
eMAXIS Slimの人気が嫌というほどわかる数字ですね。
リスク
期間 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
たわらノーロード先進国株式 | 14.65% | 14.91% | 17.24% | 16.74% |
eMAXIS Slim | 14.64% | 14.90% | 17.21% | 16.36% |
こちらも誤差程度です。
結論としてはどちらも良いですね
まとめ

たわらノーロード先進国株式は、分散投資ができ、リターンが高くリスクが低い良い商品です。
第一生命や、ろうきんユーザーであるならばかなり期待のできる商品と言って間違いないでしょう。
自分に合った資産運用も同時にできますので第一生命さんの良いとこどりの商品だと思います。
またネット証券からの購入だと、ポイント還元や100円から始めることができるというメリットもあります。
ネット証券からこの商品の購入もおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
MSCIコクサイ・インデックスとは
「たわらノーロード先進国株式」が使用している運用規準のMSCIコクサイ・インデックスとは、日本を除く世界の先進国の株式市場の動きを表す指標です。
大人気投信「オルカン」などでも利用されている『MSCIワールド・インデックス』という指標もありますが、こちらは日本を含む先進国23カ国の銘柄で構成されています。つまり、MSCIコクサイ・インデックスは、MSCIワールド・インデックスから日本の銘柄を除いたものと言えます。
欧州やアジアなどの22ヵ国の株式もカバーしているので、各国の経済や政治の状況にも敏感に反応します。
例えば、新型コロナウイルスの感染拡大やワクチンの開発・接種、米中貿易戦争やEU離脱などのニュースは、MSCIコクサイ・インデックスにも影響を与えます。
このような理由からMSCIコクサイ・インデックスは、日本を除く世界の先進国の株式市場の動きを表す指標であり、海外の投資や世界の動向に関心がある人にとって、参考になるものと言えますね。
簡単に要約すると日本以外の企業がうまくいったときに、お金を増やすことができるということですね。
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