こんな悩みを解決できる記事になっています!
40代が選ぶつみたて投資枠の商品第一弾です。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドは、その名の通り、日本を含む全世界の株式に投資するインデックス・ファンドです。
このファンドは、楽天+(プラス)シリーズの一つで、2023年10月27日に設定されたばかりの新しいファンドです。
本記事では、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの魅力とメリットを徹底解説します。
また、ライバル商品eMAXIS Slim オールカントリーとの比較もしてみたいと思います。

月収30万円の貧乏サラリーマン
2024年から新NISAに挑戦 猛勉強継続してます。
副業のまとめサイトライターの経験を活かし、わかりやすい記事を投稿します。
地方住まい:ファイナンシャルプランナー2級:保険募集代理人
楽天・オールカントリーの特徴
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
設定日 | 2023年10月27日 |
運用形態 | インデックスファンド |
ベンチマーク | MSCI All Country World Index |
購入時手数料 | 無 |
信託財産留保額 | 無 |
信託報酬(税込) | 0.0561% |
純資産総額 | 1,884 億円(2024年8月21日現在) |
分配金実績 | 無 |
NISA(つみたて投資枠) | 対象商品 |
NISA(成長投資枠) | 対象商品 |
取り扱い証券会社 | 楽天証券 |
楽天証券残高ポイント対象 | 0.017% |
取り扱いは楽天証券のみ
商品取り扱いは楽天証券のみです。
他社の全世界を取り扱っているものと同様に『MSCI All Country World Index』という規準のもと運用するインデックスファンドです。
2023年12月初めに私が確認したときは純資産額が60億程度でしたが、2024年4月8日時点で1000 億円を突破!!絶好調です。
(2024年8月ではもう少しで1800億まで到達)
購入してみたい方は楽天証券から口座を開設しましょう。
資産配分比率・国別配分比率
半分以上アメリカの企業が独占しています。
なぜなら現時点での世界的に優位にたっている企業がアメリカに集中しているからですね。
例えばiPhoneをアフリカの秘境に持っていったとしてもそれがiPhoneと認識されるくらいアメリカの企業は世界に浸透しています。
こうして世界経済を牛耳っている国が大半を占めているという状況が起こっているというわけですね。
組み入れ上位銘柄

2024年1月29日 公表されている組み入れ上位銘柄
銘柄 | 国・地域 | 組入比率 |
iShares Core MSCI Emerging Markets ETF | その他 | 8.60% |
アップル | 米国 | 4.00% |
マイクロソフト | 米国 | 3.70% |
アマゾン | 米国 | 1.90% |
エヌビディア | 米国 | 1.60% |
アルファベット(Google) | 米国 | 1.10% |
メタ(Facebook) | 米国 | 1.00% |
アルファベット(Google) | 米国 | 1.00% |
テスラ | 米国 | 1.00% |
ユナイテッドヘルス | 米国 | 0.70% |
楽天のファンドの組入1位の銘柄は、新興国株式に投資する部分となっており、米国のETFという商品を使っています。
このETFは、新興国の大型株だけでなく、小型株も含んだ規準に連動しています。
つまり、一つのパッケージを使うことによって新興国株式に投資する際の手間を減らし、低コストで幅広い分散を目指しています。
この部分が他社との違いになっていきそうです。
詳しく知りたい方はこちらで説明します。
楽天・オールカントリーのデメリット

デメリットと考えるポイントは2つあります。
為替変動の影響を受ける
為替変動の影響を受けることは、投資信託にとって不利です。
なぜなら、円高になると基準価額が下がるからです。また、為替変動は予測が難しいので、投資信託にとってリスクにもなります。
近年円高が続いているためどうなるのか不安を感じてしまいますよね。
外国の株を運用する比率が大きいと、為替変動は投資信託にとって大きな影響を与えてしまいます。
運用実績が少ない
2023年10月27日に設定されたばかりの新しいファンドのため実績がほぼ無いに等しい商品です。
もちろん、インデックスファンドとしてリスクの少ない運用をしていますが一抹の不安も拭えません。
新NISAは長期保有が基本です。
運用実績の少ない商品はリスクが高いと言えますよね。
今のところ順調に推移していますが、初回の運用実績を確認してからでも遅くはないかもしれません。
楽天・オールカントリーのメリット

信託報酬がつみたて投資枠の商品の中で一番安い(2024年5月時点)
新NISAのつみたて投資枠の商品の中で信託報酬が最安値です。
- 楽天・オールカントリー 0.0561%
- eMAXIS Slim 全世界株式 0.05775%
- Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%
財布を守る強い味方に
楽天・オールカントリーやは、家計の安定に役立つ投資商品として注目されています。これらの商品は、新NISAの「つみたて投資枠」で利用でき、家計のコア資産となる可能性を秘めている商品です。
これらの商品の特徴は、信託報酬が非常に低いことです。例えば、オルカンの信託報酬は0.0561%です。これがどれほど低いかを具体的に説明します。
オルカンを100万円保有していた場合、毎年かかる手数料はたったの561円です。1000万円保有していても、手数料は5610円。さらに、1億円保有していても、手数料は56100円に過ぎません。
さらに、オルカンの場合、購入時や売却時に手数料がかかることはありません。このような手数料の低さと利便性が、多くの人々に支持される理由となっています。
これらの商品は、家計の安定化に役立つため、主婦の皆さんにもぜひ検討していただきたいと思います。
毎月の月間平均保有金額に対して楽天ポイントがつく

このファンドは、楽天+(プラス)シリーズの一つです。
そのため、投資残高ポイントプログラムの対象となり、0.017%の楽天ポイントが還元されます。
先ほどと同じように計算し、100万円運用すると1年で170円分のポイントが還元されます。
楽天カード利用者だと随分お得な気がしますよね。
楽天・オールカントリーとeMAXIS Slim オルカンとの比較

比較できる点を5つとりあげます
隠れコスト
どちらも運用報告書次第ですが楽天オールカントリーはまだ発行されていません。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も信託報酬の金額が違う時のものしか出ていないため厳密にはわかりません。
2022年4月26日~2023年4月25日の運用報告書では そ の 他 費 用 0.032%でした。
どちらも低コストを期待します。
チャート
月ごとのチャートです。
日ごとの推移は違いが多少あるようですが、毎月の推移だと同じようなラインで動いていますね。
新NISAは長期的な運用ですので、この先も似たような運用実績だとすると差異はあまり感じられないかもしれません。
競合証券会社で運用すると同水準になる
信託報酬が一番安く、ポイント還元もあるとなると最適解と思ってしまいますが、楽天証券ではなくSBI証券さんや松井証券さんなどでeMAXIS Slimのオルカンを運用した場合、同程度のポイント還元があるようです。
証券会社 | eMAXIS Slim全世界株式 (オールカントリー) |
SBI証券 | 0.0175%ポイント還元 |
松井証券 | 0.0175%ポイント還元 |
楽天証券 | – |
つまり
- 楽天・オールカントリー 信託報酬 0.0561%ー楽天証券でポイント還元 0.017%=0.0391
- eMAXIS Slim 全世界株式 0.05775%ーSBI証券でポイント還元 0.0175%=0.04025
となり、ほぼ変わらないという結果になります。
また、楽天証券さんのポイント還元商品は成長投資枠も含め現在6商品のみですが、他社さんだと様々な商品がポイント還元されるので、分散して色々な銘柄を購入したい人だと少し考える規準が変わっていくかもしれません。
純資産総額

楽天・オールカントリー 1,884 億円
eMAXIS Slim 全世界株式 39043.68 億円
2024年8月21日現在
生まれたての信託商品なので当然と言えますが、資産はかなりの差があります。
そのため運用体制や、リスクの分散という観点からすると楽天オールカントリーの方が弱いと言えます。
ただし、成長著しいためかなり期待できます。何と言ってもこの1か月で資金流出入が187 億円という凄い期待感!!
どちらにしてもeMAXIS Slimに対抗できるオールカントリーは楽天です。
リスクとリターン
リスク(年率) | リターン(年率) | |
楽天オルカン | +40.62% | |
eMaxis Slim | 16.58% | +17.30% |
2024年8月の日経さんのデータです。
まだまだ不透明ですね。リターンもたったの数ヶ月なのでここから確実に下がると思います。
年初から考えると既に30パーセント程度リターンが下がっています。
しかしながらインデックスは同系統ですのでeMAXISと同じような結果になるとしたらすごく良い商品ですよね。
新NISA運用開始から8か月目ですがかなり変化が見られます。
問題は下がってきたときのリスクです。
注意深く見守りましょう。
iDeCoとの併用

楽天オールカントリー できる
eMAXIS Slimオールカントリー SBI証券ではできない
楽天証券では、2024年1月26日よりiDeCoの取扱商品に追加されました。
信託報酬が安い商品ですのでこれはかなり大きいメリットと言えますね。
これによって資金流入が確実に増えるため、eMAXIS Slimオールカントリーの公式ライバルで間違いなしです。
現時点での運用成果
私も比較のため、2パターンで運用を1月から行っています。経過報告ですがこのような結果です。
2024年1月 | 2024年2月 | 2024年3月 | 2024年4月 | 2024年5月 | 2024年6月 | 2024年6月 | リターン | |
楽天・オールカントリー(毎月100円) | 103 | 212 | 324 | 433 | 545 | 681 | 720 | 2% |
楽天・オールカントリー(一括1200円) | 1235 | 1299 | 1349 | 1369 | 1400 | 1479 | 1367 | 13% |
毎月100円運用で2パーセント、一括1200円で13パーセントアップです。
始めたばかりですので何とも言えませんが今後も成長が期待できる数値ですよね。
7,8月と一時的に価格が下がりましたがさすがはオルカン。
とりあえず年間で5パーセント程度の上昇があればありがたいですよね。
狼狽売りはやめましょう
口コミ

楽天カードの改悪で、楽天シリーズの投信も信用できない。逃げにくい額になったら、手数料の値上げやりそうで買えない。
信託報酬についたは業界最低水準を目指しますって書いてありました
eMAXIS slimのオルカンは、米国が約6割とか配分がわかるけど、ここは目論見書を見ても記載が無いから確認しようがないですよね。eMAXIS slimと同じなんですかね?
「MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス (円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すって書いてあるのでほとんど同じかと思います。ポイントが付くといっても年率0.0175%ってことは、100万入れても175円/年(14.6円/月)くらいとなるとちょっと躊躇しちゃうかな。
NISAでも使えますってあるけど、いつまでポイント付与してくれるか分からないし、例え1800万入れるまでに改悪とかになるくらいなら初めから本家オルカンで積み立て投資してる方が良さそう・・・
しかも、(これも前に改悪された)通常の投資信託残高達成ポイント対象からは除外します、とちっちゃな字で書いてありますね。野村とeMaxis slimのオルカンは日々の基準価格変動がほぼ同率なんだけど、なぜか楽天のオルカンは少し違うんだよな。ベンチマークは全投信同じMSCIのはずなのにこの微妙な差はなんなんだろう?ちなみに今日野村とeMaxisはそれぞれ+1.30%に対し楽天は+1.42%。
本当に僅かだけど、楽天オールカントリーの方が利率?がいいという事ならこちらに投資した方がいいって事になりますかね?
いえ、今日の基準価格がたまたま楽天が勝っているだけで数日間ウォッチしていると楽天が負けてる日もあります。もっとも投信の目論見書にはベンチマークと同じ運用を目指すとあるだけで全く同じになるとは限らないのは理解してます。ポートフォリオが少し野村やeMaxis slimと違うのかな?
格オルカンの日々の誤差よりも結局20年後は何処が1番上がってるかが知りたいですね実際20年後にしかわからないのですかねその時に誤差のレベルなら良いのですが、やっぱりマキスリにしとけば良かったみたいにならないですかね二の足踏んでる人はこれをかんがえてるんだとおもいますポイントだけならここ一択ですよね
引用元: https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160010546/4fedc3edced608140332ccd3625ad5f1
楽天オルカンの買い方は?
楽天オールカントリーの購入手順は以下の通りです
- 楽天証券のウェブサイトにログインします。
- NISAのページをクリック
- 商品を探すをクリック
- 下部までスクロールし「投資信託」をクリック
- ファンドを探すの検索窓に『楽天オールカントリー』と入力します。
- 検索結果から「楽天オールカントリー」を選びます。
- スポットなら「購入」、つみたてなら積立ボタンを押します。
- 購入画面で、非課税の成長投資枠を設定し、購入したい金額を入力します。
- 暗託番号を入力し、「注文」ボタンを押します。
①②楽天証券ウェブサイトよりNISAのページへ

③商品を探すをクリック

④投資信託をクリック

⑤ファンドを探すの検索窓に『楽天オールカントリー』と入力します。

⑥楽天オールカントリーを選択

⑦スポットなら「購入」、つみたてなら積立ボタンを押します。

⑧購入画面で、非課税の成長投資枠を設定し、購入したい金額を入力します。

目論見書を読み暗証番号を入力で購入予約
つみたてと成長投資枠で少し違いがありますが手順はこんな流れです。
まとめ

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドは、分散投資ができ、リターンが高くリスクが低い良い商品です。
楽天証券ユーザーであるならば期待のできる商品と言って間違いないでしょう。
楽天証券でのみの販売ですが、大注目商品です。eMAXIS Slimオルカンとの比較しつつ検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
iShares Core MSCI Emerging Markets ETF について
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドは、世界中の株式に分散投資できる人気のファンドです。このファンドの中で、新興国株式に投資する部分は、ほとんどが米国のETFという商品を使っています。
ETFとは、株式のように売買できる投資信託の一種で、低コストでインデックスに連動した運用ができます。楽天のファンドは、新興国株式に投資するために、iShare Core MSCI Emerging Markets ETFというETFを使っています。このETFは、新興国の大型株だけでなく、小型株も含んだ指数に連動しています。
楽天のファンドの組入1位は、このETFで、約8.6%の割合で投資しています。このETFの経費率は0.09%ととても安いですが、楽天のファンドはその分の費用を負担しています。つまり、楽天のファンドの経費率には、このETFの経費率も含まれているということです。
楽天のファンドは、新興国株式に投資する際に、低コストで幅広い分散を目指しています。しかし、そのためには、ETFを使うことによるデメリットもあります。
例えば、ETFの指数と楽天のファンドの指数が異なるため、パフォーマンスに差が出る可能性があります。また、ETFは為替リスクもあります。楽天のファンドは、先進国株式に投資する際には、現物株式を直接買っています。これは、先進国株式の場合は、現物株式で十分に分散できると判断しているからでしょう。
2024年1月25日 組み入れ上位銘柄
銘柄 | 国 |
台湾セミコンダクター・マニファクチャリング | 台湾 |
サムスン | 韓国 |
テンセント | 中国 |
アリババ | 中国 |
リライアンス・インダストリーズ | インド |