こんな悩みを解決できる記事になっています!
毎月1000人以上の人がグーグル検索で「タンス預金 バレない」と検索しています。
しかし、この記事を見ている9割の人には意味のない情報です。
この記事でご紹介する「税金のかからない資産の作り方」を実践すれば、あなたのタンス預金が増える可能性が高いです。
記事前半ではなぜタンス預金の必要がないのかを、後半では合法的に税金がかからない資産の作り方を解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
月収30万円の貧乏サラリーマン
2024年から新NISAに挑戦 猛勉強継続してます。
副業のまとめサイトライターの経験を活かし、わかりやすい記事を投稿します。
地方住まい:ファイナンシャルプランナー2級:保険募集代理人
タンス預金をする必要がない理由
理由は3つあります。
基礎控除で最大1億6000万までは免除
基礎控除の制度により、最大1億6000万円までの資産は免除されます。
例えば、配偶者の場合、1億6000万円まで、また子供の場合は4000万円くらいまでが控除対象となり、その範囲内であれば相続税は免除されます。
つまり、タンス預金をするほど隠す必要はなく、堂々と生活を楽しむことができます。なぜなら、控除の範囲内である可能性が高いからです
まずは落ち着いて資産を把握しましょう。
相続税がかかっているのはわずかな人
相続税の課税割合は全国平均で9.3%となっています1。つまり、相続税がかかるのはわずかな人数で、大部分の人々にとっては、相続税を気にする必要はないということです。
これは、相続税が課税されるのは、相続財産が一定額以上の人々、つまり比較的大きな財産を相続した人々に限られるためです。
具体的には、令和3年中の被相続人の数は143万9856人で、このうち相続税の課税対象となった被相続人の数は134,275人でした。これは、全体の約9.33%にあたります。
したがって、よほどの大金持ちでない限り、タンス預金で隠し持っておく必要はありません。
皆さんも安心して、堂々と生活を楽しんでくださいね。
実地調査数
税務署が行う実地調査2って申告額が過少であると想定される事案や、申告義務があるにもかかわらず無申告であると想定される事案に対して行われます。
しかし全ての相続税の申告に対する実地調査の数は6317件に過ぎません。それに、無申告事案の取り組みも576件だけなんです。
例えばあなたが4000万円以上の相続を受けたとしても、実地調査の対象になる可能性って低いんですよね。しかし、無申告事案が発覚した場合、税務署から課税処理を受ける可能性があるんですよ。
これらの情報から4000万以上の相続がある場合は、非課税でも申告しておいた方が無難です。
ほとんどの人は申告する必要すらないです。バレないように考えるだけ時間の無駄かもしれません。
タンス預金のデメリットとは
タンス預金には7つのデメリットがあります。
盗難や自然災害により紛失する恐れがある
日本は災害大国です。
銀行にお金を預けている場合、通帳やキャッシュカードが無くなっても再発行が可能です。
しかし、タンス預金が何らかの理由で消えてしまった場合、取り戻すことは非常に困難です。
また、自宅に大量の現金を保管していると、盗難の被害に遭う可能性があります。
さらに、家が火事に遭ったり、台風や豪雨で浸水した場合、現金が消失するリスクもあります。
したがって、タンス預金はリスクが高いと言えます。
安全にお金を管理するためには、信頼できる金融機関に預けることをお勧めします。
どこに保管したか忘れてしまう
年を取ると記憶力が衰え、どこにお金を保管したか忘れてしまうことがあります。また、認知症になると、タンス預金の存在すら忘れてしまうことがあります。
さらに、他の家族がタンス預金のことを知らないまま相続が発生すると、税務調査が入ったり、古い家屋を取り壊してしまったりすると、タンス預金は紛失する可能性があります。
私も以前、下取りに出した車の中に5万円入れておいたことを思い出しました。こういうのってどうにもならないんですよね。
タンス預金は忘れてしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
相続税の申告の判断を誤りやすくなる
相続税の申告が必要かどうかを判断するのは一般の人にとって難しいです。特に、土地や建物、美術品などの財産の評価額がすぐに分からない場合や、タンス預金のように現金の額が把握できない場合は、判断を誤る可能性があります。
「正味の遺産総額」が「基礎控除額」以内であれば、申告は不要です。しかし、自宅に保管している現金(タンス預金)を加えた場合、基礎控除額を超える可能性があります。その場合、申告が必要となります。
例えば、「うちは大して財産がないし、すべて合計しても基礎控除額以下だから大丈夫」と思っていたとします。しかし、タンス預金を加えて計算した結果、実は基礎控除額を超えていたということがあります。この場合、税務署から指摘され、相続税に加えて無申告加算税や延滞税を納めることになります。
相続税の申告が必要かどうかを正確に判断するためには、全ての財産と現金を正確に計算することが重要です。タンス預金だと現金の額が把握できない場合が十分あるということです。
トラブルの原因になりやすい
タンス預金が後から発見された場合、遺産分割協議をやり直す必要があります。また、タンス預金の存在を知っている一部の相続人が勝手にお金を持ち出すと、相続トラブルにつながる可能性があります。
タンス預金は記録に残らず証拠もないため、全ての相続人がその存在を知らないと後から発見されたときに遺産分割協議をやり直す必要が出てきます。また、一部の相続人だけがタンス預金の存在を知っていて、それを勝手に持ち出すと、他の相続人が損をする可能性があります。
例えば、ある家族が父親から大きな遺産を相続しました。しかし、その中には父親が長年にわたって貯めてきたタンス預金が含まれていました。その存在を知らなかった家族は、後からそれを発見し、遺産分割協議をやり直さなければなりません。
このようにタンス預金は相続トラブルの原因となります。トラブルを避けるには全ての相続人がタンス預金の存在を知っていることが重要です。
通貨が変わると価値がさがる
2024年も新しい紙幣に切り替わりますね。
通貨のデザインや安全機能は時々更新され、古い紙幣や硬貨は順次無効になります。そのため、長期間タンス預金として保管していると、その現金が無効になる可能性があります。
以前の話ですが、実家から明治時代に使われていた1銭通貨が100枚出てきました。当時の価格としては1枚200円くらいの価値があったそうです。期待を胸に膨らませ買い取り店に持って行くと状態が悪いため全部で2000円とのこと。
もったいないですよね。
タンス預金は通貨の切り替えによるリスクがあります。相続が発生した際には、家の中に知らないタンス預金が眠っていないか、早めに調べることが重要ですね。
インフレが起きたら価値が下がる
インフレとは、物の値段が全体的に上がる現象のことを指します。例えば、ある日スーパーでリンゴを買おうと思ったら、いつもの100円が150円になっていたら、それはインフレの一例です。
では、なぜインフレがタンス預金の価値を下げるのでしょうか。それは、物の値段が上がると、同じ額のお金では以前より少ない物しか買えなくなるからです。つまり、お金の「買い物力」が下がるということです。
例えば、あなたが10万円をタンスに保管していて、そのお金で1000個のリンゴが買えたとします。しかし、10年後にリンゴの値段が2倍になっていたら、同じ10万円でも500個のリンゴしか買えなくなります。これが、インフレによりタンス預金の「価値」が下がるという意味です。
だからこそ、お金をただ保管しておくのではなく、適切に管理して価値を保つことも考えた方がいいです。
利子がつかない
現在は低金利の時代ですが、銀行にお金を預けると利子がつきます。一方、タンス預金は利子がつかないため、お金が増えることはありません。
銀行にお金を預けると、そのお金に対して銀行から利子が支払われます。これは、銀行が預金者のお金を使ってビジネスを行い、その利益の一部を預金者に還元するからです。
しかし、タンス預金は自宅で現金を保管するだけなので、利子がつくことはありません。
税金のかからない資産とは
新NISA制度を利用すると、投資した利益に税金がかからず、税金のかからない資産を作り出すことが可能です。
新NISAは、投資した利益に対して税金がかからない制度です。そのため、適切に運用することで、資産を増やすことが可能です。一方、タンス預金は利子がつかず、また隠し持つリスクもあります。
例えば、あなたが1,000万円を新NISAで運用し、10%の利益を得たとします。その利益の100万円は税金がかからず、あなたの資産となります。しかし、同じ1,000万円をタンス預金として保管していても、利子がつかず、資産は増えません。
新NISAを利用して適切に運用することで、資産を増やすことが可能です。
ちなみに銀行の少額の利息にも税金ってかかってるんですよ
新NISAで運用するとタンス預金はこうなる
仮に新NISAの上限1,800万円が相続されたとするとタンス預金と新NISAの運用との差はこうなります。
※新NISA運用は毎年360万が上限です。最初の5年間は運用益と残額を足したもの、それ以降は1800万円全額を運用していると仮定します。
利息が3%でもこの威力です。
バレないように隠し持っておくのとは明確な差が出てきますね。
新NISAの注意点
新NISAを利用する際には、注意すべきポイントがいくつかあります。その中でも特に重要なのが、配当金の取り扱いです。
- 配当金を銀行の口座へ振り込み 新NISAの口座に配当金が入った場合、そのまま再投資するか、新NISA口座内に保管しておくことが推奨されます。配当金を一度銀行の口座に振り込んでしまうと、その金額は課税対象となってしまいます。
- 配当金を現金で受け取り 同様に、配当金を現金で直接受け取ってしまうと、その金額は課税対象となります。新NISAのメリットである「税金0円」を活かすためには、配当金は新NISA口座内で管理することが重要です。
新NISA口座を開設したら、必ず「税金0円の設定」になっているかを確認しましょう。
これにより、投資から得た利益が非課税となります。
さらにあくまでも投資のため、最悪の場合元本割れの恐れもあります。
これらの注意点を押さえて、新NISAを上手に活用しましょう。
失敗しない新NISAの始め方
新NISAの利用は思ったより簡単です。手順はわずか2ステップです。
スマホから証券口座を開設する
必要なものはマイナンバーカードと本人確認用の写真のみです。
一般口座からは新NISAは始められません。
手数料の安さ、商品の多さからネット証券がおすすめです。
2大大手さんは、
SBI証券さんが最大手です。
新NISAの口座開設はアプリ経由が断然お得
ファイナンシャルプランナーと相談する
ライフプランニングと、何を買えばよいのかも最善のアドバイスをしてもらいましょう。
詳しい銘柄の知識がなくても、ベストな商品を教えてくれます。
近隣の保険の販売員とは違って専門的な情報を学べます。
注意点は、手数料が0.2%より安く、投資信託の商品を選ぶことです。
次にあなたに合ったアドバイザー選びを診断してみましょう。
- Q1
- 専門家のアドバイザーが欲しい
ガーデンは全アドバイザーがファイナンシャルプランナー
チャットで簡単相談オカネコ
自分で詳しく学びたい方は
こちらの本がわかりやすかったですよ。短い文章でありつつ、おすすめ商品や運用方法も詳しいです。
まとめ
タンス預金をすることは日本人の習慣みたいなものです。
本当に必要かどうか十分考えてみましょう。
せっかく新NISA制度も始まったことですし、資産を増やす方法を実践した方がお得だと思います。
新紙幣が発行されるのは、タンス預金あぶり出しのためなのか?
2024年に新しい紙幣が発行されますね。
新紙幣が発行されると、偽札を防ぐためと経済に良い影響を与えると言われています。しかし、新紙幣の発行により、家に保管している現金(タンス預金)が見つかる可能性もあります。
なぜなら、新紙幣が出ると、ATMを新紙幣に対応するように改造する仕事が生まれたり、古い紙幣を使い切ろうとして買い物が増えたりします。このように大量の現金が動くと、それが記録に残ります。そのため、税金を逃れていたお金が見つかる可能性があります。
例えば、あなたが家に1,000万円を保管していたとします。新紙幣が発行され、その1,000万円を新紙幣に交換すると、その交換が記録に残ります。そのため、税金を逃れていたお金が見つかる可能性があります。
したがって、新紙幣の発行は偽札防止と経済効果が主な目的であり、タンス預金のあぶり出しはその副次的な効果と言えます。ただし、新紙幣の発行によりタンス預金が完全になくなるわけではなく、旧紙幣は引き続き使用可能です。
コンビニのATMなどはまだ古い紙幣に対応しているものがあると言われていますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。