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40代が選ぶつみたて銘柄 40代の新NISA

野村インデックスファンド 新興国株式の評判とeMAXISを徹底比較

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こんな悩みを解決できる記事になっています!

iDeCoでは新興国株式の中では最も評価の高い『野村インデックスファンド新興国株式』

データ1によると、毎月5000円のつみたてで、10年で+23万2062円の収益が出たそうです。

ということで、新NISA運用にもこの商品ありなのか、それともなしなのか解説していきます。

新興国株式ってどんな企業の株式を運用しているか、日本人があまり知らない企業についてもお伝えしますので新興国株式を購入する際の情報として取り入れてみてくださいね。

記事の後半では、ライバル商品『eMAXIS Slim新興国株式』と比較した結果についても解説します。

新NISAで新興国株式を扱ってみたい方はじっくり読み込んでくださいね。

富士
はじめまして。富士です。
月収30万円の貧乏サラリーマン
まとめサイトライターだった経験を活かし、わかりやすい記事を投稿します。
地方住まい:ファイナンシャルプランナー3級:保険募集代理人
アメリカNo.1時代の終焉

野村インデックスファンド新興国株式の特徴

愛称:Funds-i 新興国株式

運用会社野村アセットマネジメント
設定日2010年11月26日
運用形態インデックス型
ベンチマークMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)
購入時手数料無料(金融商品仲介業者経由だと1.10%)
信託財産留保額0.3%
信託報酬(税込)年率 0.66%
純資産総額67.2 億円(2024年2月20日現時点)
分配金実績なし
NISA(つみたて投資枠)対象商品
NISA(成長投資枠)対象商品
取り扱い期間証券会社21社 銀行21社
信託期間無期限

このデータを見て「あれっ?」と思った方

正解です。

実は、野村インデックスファンド新興国株式という名称で確定拠出年金向けと、Funds-iは別商品です。

運用内容は一緒なのですが、分配金の有無や信託報酬も随分違います。

同じ名前だからNISAもこれにしようと思って運用してしまうと危険です。

Funds-i確定拠出型年金向け
信託報酬0.66%0.275%
分配金なし実績あり

Funds-iも確定拠出型年金向けと同じくらいの運用に今後なってくれると良いですよね

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)とは

野村インデックスファンド新興国株式に使われているベンチマークはMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)と呼ばれるものです。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)とは、世界の新興国の株式の値段の変動をまとめたものです。

この指標は、日本やアメリカなどの先進国に比べて、経済が成長している国々の株式を選んでその平均値を計算したものです。

例えば、この指標には、中国やインド、ブラジルなどの国々の株式が入っています。

これらの国々は人口が多くて、工業やサービス業が現在進行形で発展している国々です。

そのためこの指標は、新興国の経済の元気さやこれからの可能性を知るのに役立ちます。

結論としてMSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円換算ベース)とは、世界の新興国の株式の値段の変動をまとめたものということですね。

資産構成比率

新興国の中でケイマン諸島記載は租税回避のため企業を置いている中国企業のことです

組み入れ上位の銘柄

順位銘柄業種投資比率(%)
1TAIWAN SEMICONDUCTOR半導体・半導体製造装置5.9
2ISHARES MSCI CHINA A UCITS ETF 4.0
3TENCENT HOLDINGS LTDインタラクティブ・メディアおよびサービス3.8
4SAMSUNG ELECTRONICSコンピュータ・周辺機器3.6
5ALIBABA GROUP HOLDING LIMITED大規模小売り2.6
6RELIANCE INDUSTRIES LIMITED石油・ガス・消耗燃料1.3
7MEITUAN-CLASS Bホテル・レストラン・レジャー1.1
8ICICI BANK LTD銀行0.9
9INFOSYS LTD情報技術サービス0.9
10PDD HOLDINGS INC ADR大規模小売り0.8

日本人的には何の会社なのかサッパリわかりませんよね。

ということで上位銘柄の会社の気になるデータを紹介します。

TAIWAN SEMICONDUCTOR

1位の企業は台湾セミコンダクター(TSMC)という半導体の大手メーカーです。

なんと半導体の受託製造で世界シェア(占有率)の56・4%を占めています。

上記のニュースをまとめると・・・

TSMCが日本に新しい半導体工場を建設します。ソニーやデンソー、そしてトヨタもこのプロジェクトに参加します。

半導体は電子機器に必要で供給が重要です。これらの企業は電気自動車や自動運転技術などの先端技術を開発しており、先端半導体の需要があります。

新しい工場では、先端技術の半導体を作ります。これにより、ソニーやデンソー、トヨタのような企業が必要とする半導体を日本国内で生産できるようになります。

これは日本の製造業全体の強化につながります。政府も補助金で支援します。

日本の大企業が参加することで、日本の製造業の底上げにつながると期待されています。

今や新興国のメーカーが日本に工場を建てるという時代になったということですね

ISHARES MSCI CHINA A UCITS ETF

ISHARES MSCI CHINA A UCITS ETFは、MSCI チャイナ・インデックスと同等水準の運用成果を目指す投資信託です。

つまり、投資信託内で投資信託を運用するということですね。

このETFが参考にしているインデックスは、MSCI Inc.が作っているもので、中国の株式市場の代表的な銘柄を選んでいます。

香港証券取引所上場の中国株(H株、レッドチップおよびP株)および上海証券取引所または深圳証券取引所上場の中国B株のパフォーマンスに連動するよう設定されています。

結論、ISHARES MSCI CHINA A UCITS ETFは、中国の株式市場に投資する一つの手段となります。

TENCENT HOLDINGS LTD

テンセントは、中国最大のゲーム事業者で、世界的にもソニーやマイクロソフト、任天堂と同じくらいの規模の企業です。

テンセントは、その規模と影響力を活かして、さまざまなサービスを展開しています。例えば、音楽ストリーミングサービスのJOOXや、決済サービスのWeChat Payなど、100を超える地域でサービスを提供しています。

例えば、日本で非常に人気のあるゲーム「PUBG」や「フォートナイト」は、世界中の人々に楽しんでもらうためのサービスです。

日本でもテンセントは、私たちの生活に大きな影響を与えている会社ということですね。

上記のニュースをまとめると・・・

5.7億回再生されたテンセント制作のアニメが日本上陸

日本のクリエイターも多数参加

鬼滅を超える勢いとなる可能性が高い

日本のアニメやゲームに奥深く入り込んできていますね

SAMSUNG ELECTRONICS

日本でも知名度があるサムスンさんが4位です。

言わずと知れたスマホメーカー

調べによると、現在もアップルとしのぎを削っています。2

上記のニュースをまとめると・・・

サムスンが横浜市に半導体次世代パッケージング技術の研究拠点を新設することを計画しています。

サムスン電子は、半導体技術のリーダーとして知られており、次世代のパッケージング技術の研究開発に力を入れています。

この研究拠点は、2024年度の開設を予定しており今後5年間で400億円を超える投資が予定されています。

技術力は卓越しているので、スマホの新しい形を生み出す可能性がありますよね

ALIBABA GROUP HOLDING LIMITED

アリババグループは中国のアマゾンみたいな大手ネットショッピング事業を手掛ける会社です。

私もたまに使いますが、だいたいメルカリなどで出品されている商品はここからの仕入れだと思います。

上記のニュースをまとめると・・・

アリババ・グループ・ホールディングは、2023年10月から12月の第3四半期の純利益が前年同期より77%減少。

なぜなら大型スーパーのサンアートとオンライン動画配信サービスの優酷に関連した減損や、株式投資の評価変更が利益を圧迫たため。

また、売上高も市場予想を下回り、中国の景気停滞が影響したとされています。

その一方で、アリババは自社株買いを250億ドル上積みすると発表しました。また、アリエクスプレスやアリババ・ドット・コムを含む小売・卸売市場を運営する国際デジタルコマース部門は好調で、アリエクスプレスは注文が前年比60%増加しました。

アリババは一部の業績が厳しくなっていますが、一部の事業では好調な成長を見せており、今後の動向が注目されます。

RELIANCE INDUSTRIES LIMITED

インド大手財閥のリライアンスは日本で言えば三井・三菱などのようなエネルギーや炭化水素開発・生産、石油精製などの多岐にわたる分野で活躍している企業です。

さらにリライアンスはインドで最大の映画製作会社やテレビ局を傘下に持っている会社です。

上記のニュースをまとめると・・・

リライアンスと米ディズニーが、インドでの娯楽事業を合わせる合弁会社を作ることを協議しているというニュース。

インドは世界で最も人口の多い国で、娯楽市場の需要が高まっています。リライアンスはインドでの娯楽事業のリーダーで、ディズニーは世界的なブランド力を持っています。両社はそれぞれの強みを生かして、インドの娯楽市場をさらに拡大しようと考えているのでしょう。

両社が合わせれば、インドの観客にさまざまな娯楽コンテンツを提供できる可能性があります。

インドの大手財閥リライアンスと米ディズニーが、インドでの娯楽事業を合わせる合弁会社を作ることを協議していますが、そうなると資産価値は膨れ上がっていくことに違いありませんよね。

MEITUAN-CLASS B

「美団(メイトゥアン)」は、食事や移動などの日常生活を便利にするためのITサービスを提供している会社であり、そのサービスは生活全般にわたって利用することができます。

取り組むサービスが目新しいので今後が期待できます。

上記のニュースをまとめると・・・

メイトゥアンは、ドローンを使った配達サービスを展開しています。

これによって都市部での配達における課題を解決され、注文した商品を迅速に届けることが可能になりました。

なんと2022年には深センで10万件以上のドローンによる配達を実施したとのこと。

革新的なアイデアですよね

ICICI BANK LTD

2023年の世界の銀行時価総額ランキングTop100の18位 ICICI銀行

インドの銀行は、消費者の借り入れが増えていることで、利益を大きく伸ばしています。インド最大規模の銀行の一つであるICICI銀行は、最近発表した決算で、過去最高の純利益を記録しました。

消費者の借り入れが増えている理由 インドでは過去数カ月間、個人消費が増加しています。 インドの経済は高い成長を続けており、人々の所得や購買力が向上しています。

近年はインド国民が住宅や自動車、家電などの大型消費財や、旅行や教育などのサービスにガンガンお金を使っています。

INFOSYS LTD

インフォシスはインドの会社

80を超える国でソフトウエア開発やコンサルティングなどの事業を展開しています。

世界中からあらゆる国籍の人材を雇用し、多様性やグローバル化を重視しています。

顧客に直接対応する従業員の3分の1以上は非インド人で、国際的なビジネスを行っています。

上記のニュースをまとめると・・・

インフォシスとエンビジョンという会社と電気自動車(EV)バッテリー製造業界におけるデジタル化の新たな道筋を示す革新的な取り組みを発表した。

これににより、エンビジョンはインフォシスのクラウドベースのプラットフォームを活用し、バッテリー製造の手動プロセスをデジタル化し、自動化することが可能になった

具体的には、バッテリーの性能や寿命に影響を与える要素をリアルタイムで監視、分析、最適化することができます。

また、バッテリーの製造から廃棄までのライフサイクル全体を追跡、管理、可視化することも可能です。

さらに、人工知能(AI)や機械学習(ML)などの先端技術を活用して、バッテリー製造に関する洞察や予測を提供します。

自動車のEV化のさらに心臓部といったところの技術ですね。

PDD HOLDINGS INC ADR

PDDさんもアリババと同様のネット通販が有名です。

Temuというアプリで日本でも取引できます。

上記のニュースをまとめると・・・

中国の富豪ランキング3位になったPDDの創業者のコリン・ファン

格安eコマースアプリの「拼多多」と「Temu」が中国と海外で人気を集め、PDDの株価と売上高が急上昇したため

ファンの資産は362億ドル(約5兆5000億円)に達し、昨年のほぼ2倍になった

ファンはコンピュータサイエンスの専門家で、グーグルやオンラインゲーム会社で働いた経験がある

PDDは大金持ちです

主だった企業を10社取り上げさせていただきました。

日本にはない発想や、これから発展するうえで必要不可欠な会社がどんどん世界に進出しています。

他の新興国株式にも通ずる情報なので是非参考にしてみてくださいね。

野村インデックスファンド新興国株式のメリットデメリット

メリット

ポイント

  • 長年の実績

長年の実績

野村インデックスファンド新興国株式のメリットは、何といっても実績です。

上述した通り、iDeCoにおいてこの商品と同じ「投資対象」「運用手法」の5年積立収益率ランキングは2024年1月時点でトップです3

10年以上の実績は信頼できるだけの理由となります。

デメリット

ポイント

  • 手数料の高さ

手数料の高さ

iDeCoと比べて倍以上の信託報酬がかかります。

競合とも渡り合えるようにここは改善してほしいですよね。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスとの比較

ネット証券で人気の新興国株の人気商品eMAXIS Slim新興国株式インデックスと比較してみましょう。

この商品は、ネットでの非対面販売に特化しており、コスト削減することで、低信託報酬を実現しています。

比較できる点を3つとりあげます

ポイント

  • コスト
  • リターン
  • チャート

コスト

野村インデックスファンド新興国株式0.66%
eMAXIS Slim新興国株式0.1518%

eMAXIS Slim新興国株式の信託報酬が恐ろしいほどお得ですね。

100万円運用したとして、単純計算で年間6600円の手数料払うか、1500円の手数料払うかとなると考えてしまいますよね。

運用方法の差、分散投資の差がここに少なからず出てきます。

低コストを期待します。

リターンとリスク

公平に判断するために、5年で比較すると

リターン(5年)リスク(5年)
野村インデックスファンド新興国株式+40.20%17.55%
eMAXIS Slim新興国株式+41.61%17.61%

ほとんど変わりはないです。

どちらの新興国株式運用も40%上昇は夢がありますね。

チャート

1年間の月ごとのチャートです。

同じ運用方式ですのでほとんど変わりはないです。

新NISAは長期的な運用ですので、手数料を気にする方にはeMAXISがおすすめですね。

野村インデックスファンド新興国株式の評判

アメリカNo.1時代の終焉

まとめ

結論です。

信頼と実績なら野村インデックスファンド新興国株式

ただし、新NISAでは今のところ信託報酬が高いです。

新興国株式は他の株式信託よりもリスクは高めです。しかしそれだけの夢はあります。

皆さんのポートフォリオに組み入れを検討されてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  1. idecoナビさんより引用させていただきました ↩︎
  2. ポジテン ↩︎
  3. idecoナビさんより引用させていただきました。 ↩︎
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