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40代が新NISAで選ぶつみたて投資枠の商品
今回はJAさんで販売されている農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225 です。
ご家族がJAで勧められる商品の可能性が高いです。
この記事では、農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225 の評判とメリット・デメリットを徹底解説します。
また、競合商品であるeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)との比較もしてみたいと思います。
月収30万円の貧乏サラリーマン
2024年から新NISAに挑戦 猛勉強継続してます。
副業のまとめサイトライターの経験を活かし、わかりやすい記事を投稿します。
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農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225 の特徴
運用会社 | 農林中金全共連アセットマネジメント |
設定日 | 2017年12月19日 |
運用形態 | インデックスファンド |
ベンチマーク | 日経平均株価(日経225) |
購入時手数料 | 無 |
信託財産留保額 | 無 |
信託報酬(税込) | 0.385 % |
純資産総額 | 68 億円(2024年3月6日現在) |
分配金実績 | 無 |
NISA(つみたて投資枠) | 対象商品 |
NISA(成長投資枠) | 無 |
取り扱い証券会社 | JA |
為替リスク | ー |
農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225は、日本の株式市場に上場されている企業の株式を投資対象としています。その目標は、「日経平均株価(日経225)」の動きに連動した投資成果を得ることです。
また、購入時や換金時の手数料、信託財産留保額などの費用がかからないのが特徴です。
私が投資を始めた時に、なんとなくですが海外より日本の方が安全なのかなと思って日経225の投資信託を運用してみたので皆さんもそんな感じかもしれませんね。
銘柄も沢山あるので知らない物よりは知っているものの方が良いという気持ちもきっとあると思います。
取り扱いはJAのみ
2024年3月時点での商品取り扱いはJAのみです。
2023年12月初めに私が確認したときと純資産額が大きく変化していないのでそれほど人気があるとは言えませんが需要はあると思います。
購入してみたい方はJAから口座を開設しましょう。
ちなみにネット証券からの申し込みだと、信託報酬が半額程度の『NZAM・ベータ 日経225』という農林中金の商品もあります。
組み入れ上位銘柄
2024年3月6日時点で 公表されている組み入れ上位銘柄
順位 | 銘柄名 | 業種/セクター | 比率 |
1 | ファーストリテイリング | 小売業 | 9.27% |
2 | 東京エレクトロン | 電気機器 | 5.39% |
3 | ソフトバンクグループ | 情報・通信業 | 4.35% |
4 | KDDI | 情報・通信業 | 2.93% |
5 | ファナック | 電気機器 | 2.74% |
6 | ダイキン工業 | 機械 | 2.65% |
7 | 信越化学工業 | 化学 | 2.27% |
8 | アドバンテスト | 電気機器 | 2.18% |
9 | テルモ | 精密機器 | 1.80% |
10 | TDK | 電気機器 | 1.61% |
名前だけでは、ピンとこない企業をいくつか紹介しますね
ファーストリテイリング
ファーストリテイリングは、皆さんご存じのユニクロやジーユーなどのブランドを世界中で展開しています。
実は高品質な服をリーズナブルな価格で提供することで、世界のアパレル市場で高い評価を得ています。
ユニクロは、22の国と地域に約2,200店舗を出店し、約1兆9,000億円の売上を創出しています。
実際、国内販売よりも海外での販売の方が多くの割合を占めているので世界的な企業と言えるんですね。
東京エレクトロン
この会社は半導体製造ではなく、半導体製造のための装置が非常に有名です。
非常に精度の高い装置を製造するため半導体製造業界にはなくてはならない企業となっています。
また、今あなたが目にしているパソコンやスマホの綺麗な画面を作ることにも大きなシェアをもつ企業です。
信越化学工業
信越化学工業はシリコンや、塩ビなどを製造する会社です。
あなたの生活で信越化学工業が関わらない分野はほとんどないといっても過言ではありません。
実際にはもっと沢山の分野で生活にかかわりのある企業です。
いくつかの企業を紹介させていただきましたが、結論として名前を聞いてもピンと来なくても私たちの生活に非常に重要な役割を果たす企業に投資するような銘柄となっているというわけです
。
農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225のデメリット
デメリットと考えるポイントは2つあります。
分散投資の限界
このファンドは日経225という特定のインデックスに連動しています。
そのため、日本にある無数の企業ではなく、投資対象が225社の日本企業に限定され、他の業種、企業規模などへの投資ができません。
これは、分散投資の観点から見るとデメリットとなります。
ちなみに国内投信にはTOPIXという2,000銘柄以上の時価総額の大きい銘柄から順に運用する方法もありますが、JA取扱いの銘柄には今のところ無いようです。
信託報酬が高い
日経225を指標とする商品は、様々な会社が扱っていますが、同じインデックスを追跡するため、基本的にパフォーマンスに大きな差はありません。そのため、手数料が低く、資産残高が一定以上の大きさを持つファンドを選ぶことが重要です。
手数料が低いと、その分だけ投資成果が高まります。また、資産残高が大きいファンドは、市場の変動に対する安定性があります。
例えば、あなたが毎月の買い物に使うお金を考えてみましょう。同じ商品を買うのに、店Aでは1000円かかるのに対し、店Bでは950円で済むとします。1回の買い物での差は50円ですが、これが1年間、さらには数年間続けば、その差は大きくなります。これが手数料の影響です。
また、店Aが大手スーパーで、店Bが小さなお店だとすると、店Aの方が信頼できると感じるかもしれません。これが資産残高の大きさの影響です。
したがって、インデックスファンドを選ぶ際には、手数料と資産残高を重視することが重要です。これらを考慮に入れることで、より良い投資結果を得ることができます。
農林中金 パートナーズ つみたて日本株式 日経225のメリット
5000円から投資できる
投資信託商品のためJAでも比較的少額から投資できます。
ちなみにファーストリテイリングの株を買おうと思ったら1株4万円以上します。(2024年3月)
例えるならば、スーパーマーケットで買い物をするとき、一つ一つの高価な食材を買う代わりに、色々な食材が詰まったお惣菜パックを選ぶことを考えてみてください。
これは、一つ一つの食材を買うよりも手頃な価格で、色々な食材を試すことができます。これと同じように、投資信託商品は、一つ一つの高価な株式を買う代わりに、色々な企業の株式に投資することができます。
為替リスクがない
日経225をJA(日本円)で運用すると、為替リスクがないというメリットがあります。
外国の株式や資産を保有すると、その国の通貨の価値が変動することにより、為替リスクが生じます。しかし、日経225をJAで運用すると、すべての取引が日本円で行われるため、為替リスクを気にする必要がありません。
例えばあなたがアメリカの株式を保有していて、ドルが円に対して価値を失った場合、あなたの資産の価値も減少します。しかし、日経225をJAで運用していれば、このようなリスクはありません。
結論としてリスクを管理することを重視する人には、為替リスクを避けるために日経225をJAで運用することはメリットと言えます。
この無料動画、今後の経済について学びたい方向けです。勉強になりますよ
結果的に日本の景気や農業の活性化にも
投資信託で日本企業に投資すると、日本の景気の向上や農業の活性化につながり、日本全体の活気が上がるというメリットがあります。
投資信託は、多くの人々が少額の資金を集めて一つの大きな資金(ファンド)を作り、それをプロの運用者が株式や債券などに投資する仕組みです。この投資により、企業は新たな資金を得て事業を拡大したり、新しい事業を始めたりすることができます。これが経済全体を活性化させ、結果的には日本の景気を向上させることにつながります。
極端な例えをすると、災害復興のために募金をすることと似ています。
被災地がボロボロだったとしてもみんなでお金を出し合うことによって少しずつでも復興していく状況をみると、力が湧きますね。
特に自分だけでなくこれからの将来を歩む子供たちのためにも日経225を選ぶ人は少なくないと思います。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)との比較
比較できる点を4つとりあげます
2024年3月現在のデータに基づいています。
コスト
農林中金パートナーズつみたて日本株式 日経225 | 0.385 % |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.143% |
eMAXIS Slimの圧勝です。
窓口対応はコストがそれだけかかるというのは仕方のないことですが、少しでも安くして欲しいですよね。
純資産総額
農林中金パートナーズつみたて日本株式 日経225 | 68 億円 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 1,467 億円 |
比較にならないレベルです。
ネット証券にほとんどの資金が流れていますが、窓口対応をしてくれるJAもサービスとしては良いと思いますのでネットが面倒な人には良いかもしれませんね。
68億円の資産は結構な金額です。
チャート
年間のチャートです。
多少の違いが多少ありますが、同じ日本株なので毎月の推移だと同じようなラインで動いていますね。
2020年3月のコロナショック時ですが、前年度からの下落率は次の通り
農林中金パートナーズつみたて日本株式 日経225 | 約9.14%下落 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 約9.5%下落 |
新NISAは長期的な運用ですので、この先も似たような運用実績だとすると差異はあまり感じられないかもしれませんがわずかの差でも大きな差になり得ます。
リスクとリターン
リスク(5年) | リターン年率(5年) | |
農林中金パートナーズつみたて日本株式 日経225 | 17.04% | 14.72% |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 14.16% | 13.30% |
ここ5年ですが、リターンの割にリスクはS&P500(米国株)並みに高いです。
ちなみにS&P500の5年リターンは+20.80%
JA内でも人気の差がつくのも納得がいきます。
ただし、海外のことは日本以上に先行きを予測出来ませんので注意深くいきましょう。
まとめ
結論としてこの点だけ覚えておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
JAの新NISAの評判についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
信託報酬の低さから選ぶならネット証券での購入をおすすめします。
新NISAの利用は思ったより簡単です。手順はわずか2ステップです。
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必要なものはマイナンバーカードと本人確認用の写真のみです。
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