こんな悩みを解決できる記事になっています！
ご実家から「郵便局から新NISAを勧められた」と連絡があったときのために役立つ情報をご用意しました。
この記事でご紹介する内容から、ゆうちょ銀行の新NISAが大丈夫なのか参考にしてみてください。
記事前半では銘柄などの基本情報を、後半では評判やメリットデメリットを解説するので、じっくり読み込んでくださいね！
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ゆうちょ銀行の新NISAの基本情報
2024年からゆうちょ銀行でも新NISA が始まりました。
まずは、基本情報から確認しましょう。
新NISA制度とは簡単に言うと投資した利益に税金がかからない制度です。
メリットが大きいため、ゆうちょ銀行でも窓口でおすすめされると思います。ゆうちょ銀行にも新NISA制度利用が可能な商品がラインナップされています。
商品のラインナップ
2024年1月時点での積み立て投資商品のラインナップです。詳細はこちらから
全15種類です。
ゆうちょ銀行の新NISAのデメリット
つみたて投資枠で選べる投資信託が15種類しかない
ネット証券だとつみたて投資枠の商品が200以上ありますがゆうちょ銀行ではわずか15商品です。
そのため自分の投資目標を達成するための選択肢が制限されてしまいます。
例えば、今注目されているインドの銘柄に投資したいと思っても、その選択肢がないので購入できません。
ゆうちょ銀行の新NISAのつみたて投資枠で選べる投資信託が15種類しかないということは、投資目標を達成するための選択肢を制限する可能性があります。
信託手数料がネット証券より高額
信託手数料は投資信託の運用にかかる費用で、これが高いと投資家のリターンが減少します。
ネット証券の場合、人気の投資信託は購入時の手数料が無料で、信託報酬が最低で年0.05%前後となっています。一方、ゆうちょ銀行の新NISA商品では、ネット証券より高くなる可能性があります。
例えば、あなたが年間100万円を投資したとします。信託報酬が0.2%の場合、年間の手数料は2000円です。しかし、信託報酬が1%の場合、年間の手数料は10000円となり、8000円も多くの手数料が発生します。
10年だと8万もの差になるんです。
1,000円以上1,000円単位
ゆうちょ銀行の新NISAは、積立投資が1000円単位で可能です。
ネット証券では積立投資が100円単位で可能なため、毎月の家計が非常に厳しい場合や、投資に対するリスクを最小限に抑えたい場合には、100円単位での積立投資が可能なネット証券の方が適しているかもしれません。
商品によってはこんな記載も
なかなかハードル高いですよね。
「騙された」との評判も
なぜなら2019年に70歳以上の人に投資信託を販売した際、不適切な販売が1万9千件も見つかったからです。2
そのため「騙された」との不名誉な評判がたってしまったのです。
結論としては、日本証券業協会の定めでは、75歳以上の方への提案は役席者の事前承認が必要です！！
親からもし相談されたらきちんと話を聞いてあげてくださいね。
新NISAの相談ができる支所が限られている
郵便局はどこにでもありますが、あなたの住んでいる地域では投資信託を扱っていない場合があります。
試しにゆうちょ銀行のサイトから投資信託取り扱い店舗で検索してみると
私の住んでいる場所にある郵便局19か所中1か所も取り扱いがありませんでした。
隣の市まで行かないと無理でした。
ゆうちょ銀行NISAのメリット
選択肢が少ないので初心者でも迷いにくい
ゆうちょ銀行の新NISAは、選択肢が15種類だけなので、初めて投資をする人でも安心です。
投資は難しそうに思えますが、選択肢が少ないと、どれを選べばいいか迷わずに済みます。
例えば、お料理を始めるときに、使える食材がたくさんあると迷ってしまいますよね。でも、食材が3つだけだったら、どう組み合わせるか考えやすいですよね。
結論としてゆうちょ銀行の新NISAは、初心者でも安心して投資を始められるように設計されています。
困った時にすぐに相談できる
ゆうちょ銀行では、困ったときにすぐに相談できるサポート体制が整っています。
営業時間中であれば窓口で幅広い相談に応じています。
もちろん新NISAの口座開設に関する手続きや、投資についての不安など、具体的な相談が手早くできます。
ネット証券だと連絡がややこしいですよね。
ネットがわからなくても始められる
インターネットが苦手な方も結構多いですよね。
それでも資産運用を始めたいというニーズがあります。
ゆうちょ銀行なら、必要な書類を持って窓口に行くだけで、スタッフが丁寧に新NISA口座の開設手続きをサポートしてくれます。
インターネットを使わずに、直接窓口で新NISAの口座開設が可能なため、資産運用の第一歩を踏み出しやすくなります。
ゆうちょ銀行の新NISAがおすすめな人
メインバンクがゆうちょ銀行の人
調べによると3ゆうちょ銀行をメインバンクにしている人が圧倒的だそうです。
色々な口座をもつのが面倒な方には、保険やローンなども一括して頼れるので便利です。
かくいう私もメインバンクはゆうちょ銀行です。
身近な場所で相談したい人
全国に郵便局のない場所はほとんどありません。
ちょっとした相談も親身になって聞いてくれるのはありがたいことです。
多少手数料が高くても「郵便局に行けば相談にのってくれる」のは大きなメリットと言えますよね。
ごちゃごちゃ考えたくない人
適切な選択肢がありつつ銘柄数が少ないためシンプルに商品を選べます。
余計なことに頭を使わなくて済み、シンプルライフを送れます。
ゆうちょ銀行の新NISAつみたて投資枠のおすすめ銘柄は
こちらの商品がおすすめです。
ネット証券ほどではないにしても信託報酬（手数料）が安いため長く運用しても損が少ないです。
どれもネット証券で大人気の【eMAXIS Slim】の対抗商品です。
人気商品と同じような運用方法ですので期待もできます。
こちらの比較記事も参考にしてみてくださいね。
こちらの２商品も良い商品だと思います
『つみたて日本株式（ＴＯＰＩＸ）』は、日本株の運用の方法で近年成果を出しているTOPIXという規準で運用しています。
『ＪＰ４資産均等バランス』は様々な投資対象にバランスよく運用しているので安定しています。
JP投信はゆうちょオリジナル商品なので窓口おすすめかも
どんなポートフォリオを組んだら良い？
新NISAセレクトが考えるパターンは３パターンです。
あくまでも参考なので基本的なポートフォリオを紹介します。
基本構成
基本構成はカウチポテトポートフォリオです。
これは、資産運用において、無リスク資産を半分入れるというパターンですね。
詳しい内容はこちらの記事で説明しています。
無リスク資産として挙げるとしたらゆうちょの定期預金ですね。最近金利が0.07％まで上昇した定期預金が最善といえます。
新NISAでの対象商品としては成長投資枠にはなりますがｅＭＡＸＩＳ 先進国債券インデックスなどは検討できるかもしれません。
設定来のリターンも+3.54%もあり、リスクも少ないため低リスク資産の部分に取り入れてみるのはありだと思います。
また、リスクを少しでも下げたいなら、ｅＭＡＸＩＳ 国内債券インデックス（成長投資枠）も取り扱いがありますのでリスクの少ないものといえます。
2024年3月15日に日銀発表にて、マイナス金利解除の一報がありましたので国内の国債も金利が上がる可能性がありますね。
ガンガン派
現在主流の米国株のウエイトが大きい商品
といった商品に全額投資することで利益を優先します。
大企業で世界中の人が利用している商品（例えばiPhoneやWindows）を扱う企業が揃っていますのでまんべんなくリスクも分散されています。
ただし、リスクもそれなりにありますのでご利用は計画的に
バランス派
リスクマネジメントを積極的に取り入れたい人
バランスファンドが一番お手軽です。
株式、不動産（REIT）、債券を国内、先進国、新興国と均等にリスクを分散させています。
単一投資商品より信託報酬は少し高いですが、自分でリバランスを考えなくてよいので楽です。
4種類ありますのでそれぞれ特徴がありますがより分散しているのはつみたて８資産均等バランスですね。
セゾン・グローバルバランスファンドは均等ではありませんが独自の技術で成果を出している分コストがわずかに高いです。
いのち大事に派
元本割れをできるだけなくしたい人は定期預金と国債で運用しましょう。
ｅＭＡＸＩＳ 先進国債券インデックス（成長投資枠）でも長期投資なら十分に資産設計になります。
仮に月２万円運用するとしたら設定来のリターン+3.54%で計算すると、20年のつみたてで約６９８万円になりますね。（投資金額は480万円）
無理をしないというのも長期投資には大切なポイントです。
詳しくシミュレーションしたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
沢山ありますが、総合的に見てｅＭＡＸＩＳ 先進国債券インデックスがコストパフォーマンスが良いと思います。
色々商品がありますので慎重に選んでくださいね
結論
ポートフォリオは大事ですが、気軽に楽しく決めてみましょう。
なぜなら気に入らなければいつでも変更できるからです。
一度決めてしまうと恐らくそのまま運用することになるとは思いますが、リスクマネジメントは絶対に考えてくださいね。
人によっては全く違うポートフォリオをおすすめする人もいますのであくまでも参考の一つとしてとらえてくださいね。
新NISAセレクトは攻めのポートフォリオはおすすめしません
データ分析シートを活用しよう
積み立て投資枠取り扱いの全銘柄の比較シートを作成しました。
パソコンで見るか印刷してどの銘柄が良さそうなのか検討してみてくださいね。
ネット上の評判
リスクを嫌う高齢者に勧めるのは新NISAではなくコチラ
2024年1月12日のニュースでは4ゆうちょ銀行が貯金の金利上がって5年定期0.07％になると報道されましたね。
新NISAは資産形成のために時間が必要ですしリスクも貯金よりはあります。
石橋を叩いて渡るような慎重派にはゆうちょバンクの定期の方が良いかもしれませんね。
定期で100万円預けると1年で利子が700円くらいです。
ゆうちょ銀行の新NISAキャンペーン
キャンペーン内容
2024年 1月4日（木）〜 9月30日（月）
- つみたて投資枠で1万円以上の自動つみたてで毎月抽選で2000名様に1000円プレゼント
- 成長投資枠で100万円購入で抽選で最大10万円プレゼント
まとめ
ゆうちょ銀行での新NISA開設を考えている方向けの情報をお送りしました。
結論としては、メリットデメリットそれぞれありますが、複雑に考えたくない方には向いていると思います。
親御さんに相談されたときは商品など、よく聞いておかしな商品を購入することがないように助けてあげましょう。
また、ネット証券の方が商品も多く、手数料が安いため利用の検討もおすすめです。
初めてのかたにはこちらの記事から学べます。
- 高齢顧客に対する勧誘による販売について ↩︎
- ゆうちょ銀、高齢顧客23.5万人調査 不適切投信1.9万件受け ↩︎
- 「メインバンク」として使っている銀行ランキング！圧倒的に人気だったのは… ↩︎
- ゆうちょ、貯金金利上げ 5年定期0.07％に ↩︎
ネット証券での新NISAの利用は簡単！わずか２ステップ
新NISAの利用は思ったより簡単です。手順はわずか２ステップです。
スマホから証券口座を開設する
必要なものはマイナンバーカードと本人確認用の写真のみです。
一般口座からは新NISAは始められません。
手数料の安さ、商品の多さからネット証券がおすすめです。
２大大手さんは、
SBI証券さんと、楽天証券さんです。
SBI証券さんが最大手です。
新NISAの口座開設はアプリ経由が断然お得
ファイナンシャルプランナーと相談する
ライフプランニングと、何を買えばよいのかも最善のアドバイスをしてもらいましょう。
詳しい銘柄の知識がなくても、ベストな商品を教えてくれます。
近隣の保険の販売員とは違って専門的な情報を学べます。
注意点は、手数料が0.2%より安く、投資信託の商品を選ぶことです。
次にあなたに合ったアドバイザー選びを診断してみましょう。
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